1.基本的な開催枠組
グレード |
開催日数 |
開催節数 |
開催回数 |
レース数 |
内訳 |
GI・GII・GIII |
4日制 |
1節 |
1回 |
11R(12R) |
オールS級 |
FI |
3日制 |
8節 |
4回 |
11R |
S級5R・A級6R |
FII |
3日制 |
14節 |
7回 |
10R |
オールA級 |
合計 |
70日 |
23節 |
12回 |
|
|
グレード |
開催日数 |
開催節数 |
開催回数 |
レース数 |
内訳 |
GI |
6日制 |
1節 |
1回 |
11R |
オールS級 |
FI |
3日制 |
6節 |
3回 |
11R |
S級5R・A級6R |
4日制 |
1節 |
1回 |
11R |
S級5R・A級6R |
FII |
3日制 |
14節 |
7回 |
10R |
オールA級 |
合計 |
70日 |
22節 |
12回 |
|
|
2.グレード制
グレード |
開 催 |
GP |
GIの優勝者等によって、その年の王座を決定する競輪界最高の行事にふさわしいい競輪フェスティバルとして開催する。 |
・競輪グランプリ(12月) |
GI |
整備された施設及び模範的な運営において実施し、優秀な選手によりその高度な技を競い、プロ自転車競技の真髄を発現するとともに、自転車競技の構成かつ円滑な運営を通じて、競輪の健全娯楽としての真の意義を広く普及するために開催する。 |
・競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(1月) ・日本選手権競輪(3月) ・高松宮記念杯競輪(5月) ・ェ仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(7月) ・オールスター競輪(9月) ・読売新聞社杯全日本選抜競輪(11月) |
GII |
・ふるさとダービー(全日本トライアル)(4・6・8月) ・共同通信社杯競輪(10月) ・ヤンググランプリ(12月) ・東西王座戦(2月) |
GIII |
|
・オールS級11R4日制 |
FI |
|
・S級5R/A級6R 3日制 ・S級5R/A級6R 4日制 |
FII |
|
・オーA級10R 3日制 ・A級5R(レーンボーカップシリーズ2ndステージ) 3日制 ・A級6R(レインボーカップシリーズファイナルステージ)3日制 |
チャレンジポイント
チャレンジポイントは、補充出走を除いて、GIIIおよびFIのS級戦最終日に出走した選手に対して、競争種目ごと及び着位ごとに応じて付与されるポイントであり、GI(日本選手権競輪、オールスターを除く)、GII(ヤンググランプリを除く)ごとの選手選考期間のチャレンジポイントが重要な出場選手選抜基準です。 選手選考期間内チャレンジポイント(CP)の算出は次の算式で行う。
|
p=選手選考期間内の累計チャレンジポイント n=選手選考期間内で最終日に出走した開催節数 |
最終日出走して、失格した選手及び落車棄権・事故棄権した選手に対するチャレンジポイント付与の取扱については、次の(1)〜(3)のとおりです。 なお、最終日不出走選手、最終日出走した競走が競走不成立となった選手及び補充出走選手に対しては、チャレンジポイント付与の対象とはなりません。
(1)最終日出走して、失格した選手に対するポイント付与の取り扱い
nに1、pに当該競走の予め定められた9着位相当ポイントから1点を減じたポイントを算入する。 |
(2)最終日出走して、落車棄権・事故棄権した選手に対するポイント付与の取り扱い
nに1、pに当該競走の予め定められた未着位相当ポイントを算入する。 |
(3)最終日の開催が雨天等により第4競走終了までに中止した場合において、実施 した競走に出走した選手に対するポイント付与の取り扱い
【チャレンジポイント表】
種目 |
着位 |
CP |
決勝 1R |
1 |
99 |
2 |
98 |
3 |
97 |
4 |
96 |
5 |
95 |
6 |
94 |
7 |
93 |
8 |
92 |
9 |
91 | |
種目 |
着位 |
CP |
順位A 1R |
1 |
90 |
2 |
89 |
3 |
88 |
4 |
87 |
5 |
86 |
6 |
85 |
7 |
84 |
8 |
83 |
9 |
82 | |
種目 |
着位 |
CP |
順位B 1R |
1 |
81 |
2 |
80 |
3 |
79 |
4 |
78 |
5 |
77 |
6 |
76 |
7 |
75 |
8 |
74 |
9 |
73 | |
種目 |
着位 |
CP |
特選 2R |
1 |
68 |
2 |
67 |
3 |
66 |
4 |
65 |
5 |
64 |
6 |
63 |
7 |
62 |
8 |
61 |
9 |
60 | |
種目 |
着位 |
CP |
選抜 2R |
1 |
50 |
2 |
49 |
3 |
48 |
4 |
47 |
5 |
46 |
6 |
45 |
7 |
44 |
8 |
43 |
9 |
42 | |
種目 |
着位 |
CP |
一般 4R |
1 |
23 |
2 |
22 |
3 |
21 |
4 |
20 |
5 |
19 |
6 |
18 |
7 |
17 |
8 |
16 |
9 |
15 | |
|
|
種目 |
着位 |
CP |
決勝 1R |
1 |
99 |
2 |
97 |
3 |
95 |
4 |
93 |
5 |
91 |
6 |
89 |
7 |
87 |
8 |
85 |
9 |
83 | |
種目 |
着位 |
CP |
特選 1R |
1 |
72 |
2 |
70 |
3 |
68 |
4 |
66 |
5 |
64 |
6 |
62 |
7 |
60 |
8 |
58 |
9 |
56 | |
種目 |
着位 |
CP |
選抜 1R |
1 |
54 |
2 |
52 |
3 |
50 |
4 |
48 |
5 |
46 |
6 |
44 |
7 |
42 |
8 |
40 |
9 |
38 | |
種目 |
着位 |
CP |
一般 2R |
1 |
27 |
2 |
25 |
3 |
23 |
4 |
21 |
5 |
19 |
6 |
17 |
7 |
15 |
8 |
13 |
9 |
11 | |
4.グランプリポイント
グランプリポイントは、GIの決勝競走の2着以下に、着位に応じてポイントを付与し、GP選手選考基準のひとつとします。
【グランプリポイント表】
決勝着位 |
競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦 |
日本選手権 |
高松宮記念杯 |
ェ仁親王牌世界選手健記念トーナメント |
オールスター |
読売新聞社杯全日本選抜 |
2着 |
10 |
10.5 |
10 |
10 |
10.5 |
12 |
3着 |
8 |
8.5 |
8 |
8 |
8.5 |
10 |
4着 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5着 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
6着 |
4 |
4 |
4 |
4 |
4 |
4 |
7着 |
3 |
3 |
3 |
3 |
3 |
3 |
8着 |
2 |
2 |
2 |
2 |
2 |
2 |
9着 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
落棄・事棄 |
0.5 |
0.5 |
0.5 |
0.5 |
0.5 |
0.5 |
失格 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
欠場 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
*6日制開催の日本選手権・オールスター及びグランプリ出場権をかけた最後の舞台となる全日本選抜の2、3着は高めに設定。
5.レインボーカップシリーズ
一級班別審査期間(6ヶ月)において、A級全選手を対象として、競走成績によって最終的に54名に絞込み、その54名で戦った結果、優勝戦9名をS級特別昇級させる(A級全選手→270名→54名→9名)レインボーカップシリーズを導入し、A級競走の活性化を図ります。
1.競走得点
競走得点制度は、各概定番組の競走ごとに予め定められたレース平均点数をもとに競走得点算定を行う概定番組張付得点制度になります。
2.競走の着順ごとの得点算定
第1日から最終日まで、各概定番組の競走ごとに予め定められたレース平均点数を当該競走において第5着の選手の得点として、これを基準として、これより上位の着順の選手の得点は、着順差1につき、順次に2点を加え、下位の着順の選手の得点は、着順差1につき、順次に2点を減じて得たものとします。
3.特別な場合の競走得点算定の取扱い
(1)開催が月と月にまたがる場合
当該競輪の実施された日数の多い方の月に実施されたものとします。ただし、日数が等しいときは、初日の属する月に実施されたものとします。 |
(2)補充選手があった場合
(3)同着選手があった場合
4.評価点
競争成績の審査は、競走の着順ごと競走得点を基に次の算式により算定した評価点によって行います。 失格点は、競走において失格となった回数に3を乗じて得た点数とします。評価点の算定は、小数点以下第2位までするものとします。
平均競走得点の算定は、次の@及びAに掲げる選手の当該級班別審査期間における期間出走回数の区分ごとに、それぞれの算式により行います。
@当該級班別審査期間における期間出走回数が、選手ごと、級班別審査期間ごと及び級の別ごとにあらかじめ定めた評価点算定最低出走回数以上となる場合
A当該級班別審査期間における期間出走回数が選手ごと、級班別審査期間ごと及び級の別ごとにあらかじめ定めた評価点算定最低出走回数未満となる場合
5.登録審査用得点
登録審査用得点は代謝制度の審査対象とhして適用します。登録審査用得点は、次の@及びAに掲げる選手の当該級班別変更期における出走回数の区分ごとに、それぞれの算式により算定を行います。
@当該級班別変更期における出走回数が、級班別変更期ごとに本会が予め定めた登録審査用得点算定最低出走回数以上となる場合
A当該級班別変更期における出走回数が、級班別変更期ごとに本会が予め定めた登録審査用得点算定最低出走回数未満となる場合
6.競走成績不良による登録消除
競走成績不良による登録消除は次の(1)及び(2)をもって行います。
(1)1の級班別変更期において算定した登録審査用得点が70点未満であり、かつ、次の級班別変更期においても登録審査用得点が70点未満であったA級3班の選手について、その各々の登録審査用得点を加算して得た点数に、さらにその直後の級班別変更期における登録審査用得点を加算して得た点数を3で除して得た点数(3期平均得点)が70点未満となったとき。
(2)その3期平均得点が、級班別変更期の終了ごとに算定される3期平均得点に基づく序列の最下位から60番目に相当する選手の3期平均得点を超えたときは、この限りではありません。 なお、3期平均得点の算定は、小数点以下第2位までするものとします。
1.級班別の区分
選手をS級及びA級に区分し、さらにS級を2個(S1、S2)、A級を3個(A1、A2、A3)の班にそれぞれ区分します。 級班別制度は、適正な脚力評価を図り、選手個々の競争成績を評価点により算定し、その序列に従って級班を決定します。
A1:1000名 |
A級3190名 |
A2:1000名 |
A3:1190名 | |
2.級班別変更期
年間(毎年1月から12月まで)を次の2つの期に区分し、級班別を、選手の競走成績の審査を基に、級班別変更期ごとに年間2回変更します。 (1)前期級班別変更期(1月から6月) (2)後期級班別変更期(7月から12月)
3.級班別審査期間
級班別変更期の選手ごとの級班別を決定する際の競走成績の審査の対象となる期間(級班別審査期間)は次のとおりです。
(1)前期級班別変更期における級班別審査期は、当該前期級班別変更期の前年の前期級班別変更期
(2)後期級班別変更期における級班別審査期は、当該後期級班別変更期の前年の後期級班別変更期
前期(後期)の競走成績により、翌年前期(後期)の級班が決定します。 |
4.級班別の決定
選手の級判別の決定は、級班別審査期間における強化点によって行います。 級班別審査の特例措置と特別昇級を勘案の上、A級の評価点上位約200名をS級2班、S級の評価点下位者200名をA級1班とし、残余の選手については、級ごとのそれぞれ評価点順に、S級1班からA級3班まで順次に区分します。 なお、新登録選手については、A級3班とします。
5.特別昇級
A級の選手が次のいずれかに該当したときは、当該選手を直ちにS級2班に昇級します。この場合において、当該選手に係る直近次期及び次々期の級班別変更期における級班は、S級2班とします。
@ 1の級班別変更期又は連続する2の級班別変更期における競輪において、1日目及び2日目(4日通しの日取りによる競輪にあっては、1日目、2日目及び3日目とする。)の競走における着順が1着の優勝を3回連続したとき。ただし、A級の選手がS級の選手と対戦する番組の競走において、着順が1着でなかったときは、当該競走を含む競輪は、連続優勝の中断としません。
(S級特別昇級は、A級の選手が以下の成績で3回連続優勝することが要件です) |
初日1着 |
→ |
2日目(3日目)1着 |
→ |
最終日1着(優勝)
|
A A級全選手を対象として年に2回実施するレインボーカップシリーズファイナルステージ決勝競走に出走したとき |